テニスラケットの科学(190)  テニス・スイングにおけるパラメトリック加速16(私論)

テニス・スイングにおけるパラメトリック加速16(私論):サービス(スロー映像) Parametric Acceleration in Tennis Swing 16: Service- (Slow video)

一般にサービスは下から上に打つと言われていますが、インパクトの瞬間に注目して、映像を注意深く見ると、インパクトの直前に上腕が肩を支点に振り下ろされ,その結果,ラケット・ヘッドが下から上へ走る(勢いよく振り上がっている)様子が見られます! これが威力あるサービスが生まれる理由でしょう!
(映像をインパクト近傍で小刻みに止めてみるとわかりやすいかもしれません。)

 インパクトの直前、最大遠心力に逆らってグリップ(腕)が引き付けられることになり、プレイヤー・ラケット系に効率よく最大のエネルギーが注入され、ヘッドが加速することになります!(パラメトリック励振原理)
したがって、一般にサービスは最も高い位置で打つべきという解説が見られますが、この映像では、インパクトは最も高い位置ではなく、ラケットヘッドが加速して最もヘッド速度が速くなる位置でヒットしていることになります。

また、ジャンプしている動作に対して地面を蹴っているという解説も一般に多く見られますが、この映像では、地面を蹴っているのではなく、縮めた身体を伸ばすことによって身体の重心を上方に加速させることによってジャンプしているように見えます。

Swedish Tennis Academyさんの投稿 2019年7月4日木曜日