テニスラケットの科学(191)  テニス・スイングにおけるパラメトリック加速17(私論)

テニス・スイングにおけるパラメトリック加速17(私論):サービス(ジョコビッチのスロー映像)

Parametric Acceleration in Tennis Swing 17: Service- (Slow video)
(着目していることは、映像提供者の意図とは異なります)

 一般にサービスは下から上に打つと言われていますが、インパクトの瞬間に注目して、映像を注意深く見ると、インパクトの直前に上腕が肩を支点に振り下ろされ,その結果,ラケット・ヘッドが下から上へ走る(勢いよく振り上がっている)様子が見られます! これが威力あるサービスが生まれる理由でしょう!
(映像をインパクト近傍で小刻みに止めてみるとわかりやすいかもしれません。)

インパクトの直前、最大遠心力に逆らってグリップ(腕)が引き付けられることになり、プレイヤー・ラケット系に効率よく最大のエネルギーが注入され、ヘッドが加速することになります!(パラメトリック励振原理)
したがって、一般にサービスは最も高い位置で打つべきという解説が見られますが、この映像では、インパクトは最も高い位置ではなく、ラケットヘッドが加速して最もヘッド速度が速くなる位置でヒットしていることになります。

Swedish Tennis Academyさんの投稿 2019年7月18日木曜日